小野会議 第六章 【試乗】
2022.02.23
― 店長 の 若松です ―
昨年の10月以来、ここ小野店で開催している
【小野会議】も今回で六回目である。
何かと色々なことを紹介してきたが、
今回も『自動車販売店』らしいテーマで
ご紹介することになった―
今回のテーマは【試乗】
いつものように、荒堀サービスマネージャーを
含めた小野店メンバーが会議をしている。
松山「いつも疑問に思ってるんですけど、営業の会議に
何でいつも荒堀マネージャー入ってるんですかぁ?」
小倉「それは俺も思ってた(笑)」
荒堀「店長に営業の会議に入れって言われてるんや!」
松山「なんで?」
荒堀「知らんがな!でも店長が絶対入れって言うんや!」
松山「まぁいいんですけど。で、今日の会議のテーマは?」
荒堀「試乗や」
小倉 松山「試乗?」
荒堀「そうや。店長が、もっとお客様に試乗して頂ける
方法を考えて欲しいから、マネージャーからも言って
おいて、やて。」
松山「・・でも試乗は大切やから案内してますし、
やってますけどねぇ」
荒堀「店長が言うには新型車が出た時もそうやけど、
もっとお客様にクルマの良さをお伝えしていかないと
あかんぞ、どうやって案内したら試乗して頂けるかを
話し合わんとあかんて言うてはった。
そういう課題が営業から出てこないのは、そもそも案内が
少ないんちゃうか?って言うてはったんや。」
小倉「そうか・・そう言われると少ないかも知れん・・」
荒堀「断られる理由は色々あるけど、その一つにサイズとか
運転した事がないから自信がない。当てたらどうしようと
か、そういう不安を持たれる事が多いんや、やて。
そう言われると、その先おすすめ出来てないんちゃうかって
心配してはったんや・・」
小倉「確かに一回断られると、あんまりおすすめしてないかも」
松山「案内しすぎて、しつこいって思われてもね・・」
荒堀「店長はそこの切り返しが大事やて言ってはったぞ!」
松山「じゃあどうしたらいいんですかねぇ?」
荒堀「店長が言うには、“五感”に訴えるんや!やて」
小倉「五感?」
小倉 松山「なるほど。・・でもどうやって五感を
使っていけばいいんやろぅ?」
荒堀「先ずは見た目やろな!形が気に入らへんかったら、
その後見たい・乗りたい気持ちにならへんやろし。まあ
五感で言ったら “視覚”ちゃうか?」
荒堀「まあその時に大きいと思ったら、運転出来るか
どうか不安になったりするかもな・・」
松山「車に触ったり、実際に運転席に座ったり
するのは、五感なら “触覚”ですね~
これもめちゃめちゃ大事ですね!」
荒堀「営業スタッフは、とにかくお客さんにクルマを
見てもらったり、先ずは運転席に座ってもらったり
する事が一番大切なんと違うか?」
小倉「そうか・・いつもテーブルで話し込んでしまって、
ついクルマを見てもらうのを後回しにしてる時もあるな。
その後に試乗に行きましょうって案内しても、話し込んだ
後は遠慮される事が多いかな・・もしかしたらお客さんも
話ししてて疲れてしまっているのかも知れん・・・」
荒堀「室内に入ってもらったら、実際のエンジン音やオーディオを聞いて
もらったらええやろな。クルマの静粛性もアピールしたら、お客さんは
高級感を感じて頂けると思うしな。」
松山「ここまでで、五感の “視覚” “触覚” “聴覚” に
訴求出来ましたね!ここまでの流れをスムーズに
出来たら、クルマのアピールポイントはかなり
お伝えする事が出来ますね!でも運転する自信が
ないって言われた場合はどうするのが一番良いん
でしょうね?」
荒堀「そんなん難しく考えすぎなんと違うか?
とりあえず駐車場の中だけとか、安全を確保した
状態で軽くクルマを動かしてもらうとか、お客様
によって色々提案してみたらいいと思うで」
💓辻本スタッフも今回は駐車場内での試乗のみ。しかし
今回の経験で、カローラクロスの大きさとか運転に対する
先入観は払しょく出来た様子😆
荒堀「とにかくクルマを通じてお客様と話しをすることが大切。
せっかくお店に来て頂いているのだから、新しいクルマとか
試乗車とかに触れて頂く機会を作る。先ずはそれからやろな。」
小倉「なるほど。マネージャーの言う通りやわ。
基本に戻って、これからは早いタイミングで
お客様に案内してクルマを通じて五感に訴える
事が出来るようにおすすめするわ。
その後、試乗を案内したら、今までよりもっと
試乗頂ける件数が増えるかも知れんなあ。
ありがとうマネージャー!」
若松「いかがでしたか。今回のブログでは、“試乗”をテーマに
掲げ、営業スタッフが普段話している様子をご紹介しました。
ここまでで、私が皆様にしかけたことをご理解頂けましたか?」
若松「モノクロで表現しているスタッフの会話で一つの物語。
辻本スタッフの画像だけでも一つの物語を表現しています。」
若松「楽しんでいただけましたか?・・・実はもう一つの物語
をしかけてございます😆。それは・・・・」
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【アナザーストーリー】
※この物語はフィクションです。