
【電気代もわかる】トヨタbZ4Xの電費・航続距離・走行性能を解説
記事作成日:2025年10月29日
※本コラムの内容は、投稿日時点で確認した内容に基づいたものになります。現在の価格・内容と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。現在の価格・内容に関しては、「トヨタモビリティ滋賀」のスタッフにお尋ねくださるようお願いいたします。
トヨタの豊富なSUVラインナップのなかでも、ひときわ個性を放つ「bZ4X(ビーズィーフォーエックス)」。
トヨタで唯一の電気自動車(BEV)としてだけでなく、シャープで先進的なデザインや、広々とした開放的な車内空間でも多くの注目を集めているクルマです。
2025年10月に登場した新型では内装・外装がより上質になり、バッテリー性能や走行性能が向上したことで、非常に実用的なクルマになりました。
そんなbZ4Xの走行性能を確認する指標には、たとえば電気自動車の燃費を指す「電費」など、ガソリン車やハイブリッド車では馴染みのなかった用語が登場します。
この記事では、そういった電気自動車に関する用語をわかりやすく説明しながら、新型bZ4Xの走行性能や電費、航続距離について解説いたします。
走行コスト(電気代)の目安もご紹介しますので、bZ4Xに興味をお持ちの方はぜひ参考にしてください。
トヨタで唯一の電気自動車(BEV)としてだけでなく、シャープで先進的なデザインや、広々とした開放的な車内空間でも多くの注目を集めているクルマです。
2025年10月に登場した新型では内装・外装がより上質になり、バッテリー性能や走行性能が向上したことで、非常に実用的なクルマになりました。
そんなbZ4Xの走行性能を確認する指標には、たとえば電気自動車の燃費を指す「電費」など、ガソリン車やハイブリッド車では馴染みのなかった用語が登場します。
この記事では、そういった電気自動車に関する用語をわかりやすく説明しながら、新型bZ4Xの走行性能や電費、航続距離について解説いたします。
走行コスト(電気代)の目安もご紹介しますので、bZ4Xに興味をお持ちの方はぜひ参考にしてください。
ガソリン車とはひと味違う新型bZ4Xの新しい走りと乗り心地
新型bZ4Xは、電気自動車(BEV)ならではの特徴を活かした、新感覚の走りと快適な乗り心地が魅力のSUVです。
ここでは、その走行性能に関する4つの魅力をご紹介いたします。
以下の内容をご参考にしながら、実際に試乗してbZ4Xの走りを体感してみてください。
ここでは、その走行性能に関する4つの魅力をご紹介いたします。
以下の内容をご参考にしながら、実際に試乗してbZ4Xの走りを体感してみてください。
①力強い加速とトルク
bZ4Xは、ガソリン車とは違う力強さと加速感を味わうことができます。
それを可能にしているのが「eAxle(イーアクスル)」で、これはモーターやギアなど、走るために必要なパーツをひとまとめにした部品のことです。
2025年10月に登場した新型bZ4Xでは、このeAxleの性能が大幅に向上し、クルマが静止した状態からわずか5.1秒で時速100kmまで加速することが可能になりました※。
※トヨタ自動車(株)の測定値。Zグレード(4WD)の数値。
それを可能にしているのが「eAxle(イーアクスル)」で、これはモーターやギアなど、走るために必要なパーツをひとまとめにした部品のことです。
2025年10月に登場した新型bZ4Xでは、このeAxleの性能が大幅に向上し、クルマが静止した状態からわずか5.1秒で時速100kmまで加速することが可能になりました※。
※トヨタ自動車(株)の測定値。Zグレード(4WD)の数値。
②静粛性の高さ
①と同じくeAxleの採用により、bZ4Xの走行音は非常に静かです。
エンジンの燃焼音が発生しないだけでなく、ロードノイズを低減するためにドアガラスや吸音材による対策がなされています。
また、④でもご紹介いたしますが、低重心設計による走行中の振動の少なさが安定感のある走りにつながっています。
エンジンの燃焼音が発生しないだけでなく、ロードノイズを低減するためにドアガラスや吸音材による対策がなされています。
また、④でもご紹介いたしますが、低重心設計による走行中の振動の少なさが安定感のある走りにつながっています。
③「回生ブレーキ」で快適に運転
回生ブレーキとは、減速時に発生する運動エネルギーを電気に変えて回収し、バッテリーに充電する仕組みのことです。
電気自動車ならではの回生ブレーキは、バッテリーの充電だけでなく、ワンペダル感覚の運転を可能にしています。
アクセルペダルを離すだけで自然に減速するため、都市部や渋滞中でもシンプルなペダル操作でストレスなく運転することができます。
電気自動車ならではの回生ブレーキは、バッテリーの充電だけでなく、ワンペダル感覚の運転を可能にしています。
アクセルペダルを離すだけで自然に減速するため、都市部や渋滞中でもシンプルなペダル操作でストレスなく運転することができます。
④低重心で安定感のある走り
bZ4Xは、薄型の電池パックを車体の下部に配置することで、低重心でクルマと一体感のある走りを実現しました。
ちなみに、電気自動車であるbZ4Xにはエンジンが無く、バッテリーの積載スペースを確保するためにホイールベースが長くなっています。
この設計により、車内空間は広々としており、特に後席の足元スペースには十分なゆとりが生まれています。
ちなみに、電気自動車であるbZ4Xにはエンジンが無く、バッテリーの積載スペースを確保するためにホイールベースが長くなっています。
この設計により、車内空間は広々としており、特に後席の足元スペースには十分なゆとりが生まれています。
数字が小さい方がいい!?電気自動車(BEV)の「電費」とは
ここまでbZ4Xの走行性能について解説してきましたが、その魅力をさらに知るうえで欠かせないのが「電費」という指標です。
ここでは、電費がどういうものなのかをわかりやすく解説し、bZ4Xのグレード別の電費もご紹介いたします。
ここでは、電費がどういうものなのかをわかりやすく解説し、bZ4Xのグレード別の電費もご紹介いたします。
「電費」は電気自動車における燃費のこと
ガソリン車やハイブリッド車ではよく「燃費」という言葉が使われますが、電気自動車(BEV)では代わりに「電費」という言葉が使われます。
正式には「交流電力量消費率」といい、電気で走る電気自動車に用いられる指標です。
正式には「交流電力量消費率」といい、電気で走る電気自動車に用いられる指標です。
グレード別の電費をチェック
bZ4Xには「G」と「Z」の2グレードが設定されており、どちらも非常に優れた電費を誇ります。
※1. 20インチタイヤを装着した場合、電費はWLTCモードで125Wh/kmとなります。
※2. 20インチタイヤを装着した場合、電費はWLTCモードで135Wh/kmとなります。
■交流電力量消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用状況(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて値は大きく異なります。■WLTCモードは、市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードです。
| グレード | 駆動方式 | 交流電力量消費率 WLTCモード (国土交通省審査値) |
|---|---|---|
| G | FWD | 111Wh/km |
| Z | FWD | 113Wh/km※1 |
| 4WD | 121Wh/km※2 |
※2. 20インチタイヤを装着した場合、電費はWLTCモードで135Wh/kmとなります。
■交流電力量消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用状況(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて値は大きく異なります。■WLTCモードは、市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードです。
電費に出てくる単位「Wh/km」を解説
電費は「Wh/km」という単位で表されます。
これは、「1kmを走行するために、何Wh(ワットアワー)の電力が必要なのか」を意味します。
つまり、燃費は数字が大きいほど優れている一方で、対する電費は数字が小さいほど優れていることになるのです。
必要な電力量(Wh)が少ないほど電費性能が高いということなので、bZ4X「G」グレードの「111Wh/km」と「Z」グレードの「113Wh/km」で比較すると、「G」グレードのほうが電費が優れていると言えます。
■FWDモデルのWLTCモードで比較。
これは、「1kmを走行するために、何Wh(ワットアワー)の電力が必要なのか」を意味します。
つまり、燃費は数字が大きいほど優れている一方で、対する電費は数字が小さいほど優れていることになるのです。
必要な電力量(Wh)が少ないほど電費性能が高いということなので、bZ4X「G」グレードの「111Wh/km」と「Z」グレードの「113Wh/km」で比較すると、「G」グレードのほうが電費が優れていると言えます。
■FWDモデルのWLTCモードで比較。
「長い距離を走れない」は過去の常識?航続距離と走行コストの基礎知識
これまでの電気自動車(BEV)は、「充電量が長持ちせず、こまめに充電が必要なのでは?」といった印象が強くありました。
しかし、トヨタのbZ4Xはどのグレードでも、一充電走行距離(充電満タンから走行できる距離)が500kmを超えており、「Z」グレードのFWDモデルにいたっては最大746kmに達します※。
※WLTCモード。交流電力量消費率および一充電走行距離は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて値は大きく異なります。詳しくは「トヨタモビリティ滋賀」のスタッフまでお尋ねください。
最後に、「航続距離」の意味やbZ4Xのグレード別の航続距離、走行にかかる電気代の目安を解説いたします。
しかし、トヨタのbZ4Xはどのグレードでも、一充電走行距離(充電満タンから走行できる距離)が500kmを超えており、「Z」グレードのFWDモデルにいたっては最大746kmに達します※。
※WLTCモード。交流電力量消費率および一充電走行距離は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて値は大きく異なります。詳しくは「トヨタモビリティ滋賀」のスタッフまでお尋ねください。
最後に、「航続距離」の意味やbZ4Xのグレード別の航続距離、走行にかかる電気代の目安を解説いたします。
航続距離とは?
航続距離は、バッテリーの充電を満タンにした状態で走行できる最大距離を指し、一充電走行距離ということもあります。
電費とは逆で、航続距離の場合は数字が大きいほど長く走れるということなので、bZ4X「G」グレードの「544km」と「Z」グレードの「746km」で比較すると、「Z」グレードのほうが長く走れます。
■FWDモデルのWLTCモードで比較。
電費とは逆で、航続距離の場合は数字が大きいほど長く走れるということなので、bZ4X「G」グレードの「544km」と「Z」グレードの「746km」で比較すると、「Z」グレードのほうが長く走れます。
■FWDモデルのWLTCモードで比較。
グレード別の航続距離をチェック
bZ4Xの「G」グレードと「Z」グレードは、優れた電費性能によりどちらも長い航続距離を実現しています。
※1. 20インチタイヤを装着した場合、一充電走行距離はWLTCモードで673kmとなります。
※2. 20インチタイヤを装着した場合、一充電走行距離はWLTCモードで622kmとなります。
■一充電走行距離は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて値は大きく異なります。■WLTCモードは、市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードです。
| グレード | 駆動方式 | 一充電走行距離 WLTCモード (国土交通省審査値) |
|---|---|---|
| G | FWD | 544km |
| Z | FWD | 746km※1 |
| 4WD | 687km※2 |
※2. 20インチタイヤを装着した場合、一充電走行距離はWLTCモードで622kmとなります。
■一充電走行距離は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて値は大きく異なります。■WLTCモードは、市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードです。
bZ4Xで走るときの電気代の目安
ここでは、「G」グレードのFWDモデルを例に、電気代の目安を解説いたします。
家電公取協は電気代の目安単価を31円/kWh(税込)と定めていますので、この数字を使ってbZ4Xで走るときの電気料金の目安を見てみましょう。
電費 :111Wh/km = 0.111kWh/km
電気料金:31円/kWh
→1kmあたり約3.4円で走れるため、以下のようになります。
・10km → 約34円
・50km → 約172円
・100km → 約344円
・300km → 約1,032円
ただし、契約する電気会社や走行状況、エアコンの使用状況などによって電気代は大きく異なりますので、あくまで目安としてご参考にしてください。
■参考:全国家庭電気製品公正取引協議会 「よくある質問 Q&A」
■電費はWLTCモードの数値を使用しています。
■電気代はあくまで目安です。お客様の使用状況(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて値は大きく異なります。
■詳しくは「トヨタモビリティ滋賀」のスタッフまでお尋ねください。
家電公取協は電気代の目安単価を31円/kWh(税込)と定めていますので、この数字を使ってbZ4Xで走るときの電気料金の目安を見てみましょう。
電費 :111Wh/km = 0.111kWh/km
電気料金:31円/kWh
→1kmあたり約3.4円で走れるため、以下のようになります。
・10km → 約34円
・50km → 約172円
・100km → 約344円
・300km → 約1,032円
ただし、契約する電気会社や走行状況、エアコンの使用状況などによって電気代は大きく異なりますので、あくまで目安としてご参考にしてください。
■参考:全国家庭電気製品公正取引協議会 「よくある質問 Q&A」
■電費はWLTCモードの数値を使用しています。
■電気代はあくまで目安です。お客様の使用状況(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて値は大きく異なります。
■詳しくは「トヨタモビリティ滋賀」のスタッフまでお尋ねください。
bZ4Xのことならトヨタディーラー「トヨタモビリティ滋賀」へ!
この記事では、「新型bZ4X(ビーズィーフォーエックス)」の走行性能や電費、航続距離をはじめ、電気自動車(BEV)に関する用語についても解説させていただきました。
ぜひ試乗を通して、電気自動車ならではの走りを体感してみてください。
bZ4Xの魅力をお伝えするとともに、電気自動車に関する疑問解消の一助となれば幸いです。
また、bZ4XだけでなくEV(電動車)全般について知っておくと、より納得してクルマ選びができます。
「EVの種類やそれぞれの特徴について知りたい」という方にはこちらの記事がおすすめです。
今さら聞けないEV(電動車)とは?メリット・デメリットやトヨタのEVを紹介!
さらに、bZ4XはSUVタイプの電気自動車です。
「ほかのSUVも見てみたい」「そもそもSUVってどんなクルマ?」と気になる方は、以下の記事もぜひチェックしてみてください。
最近流行りのSUVとは?トヨタのSUVの特徴や燃費、乗車人数をご紹介!
もしご不明な点があれば、WEBカタログをご覧いただくか、いつでもトヨタディーラー「トヨタモビリティ滋賀」へお問い合わせください!
店舗でのご相談も承っておりますので、どうぞお気軽にご来店ください。
滋賀県内(大津市・草津市・栗東市・守山市・甲賀市・近江八幡市・東近江市・愛荘町・彦根市・長浜市・高島市)の各店舗にて、皆さまのご来店をスタッフ一同お待ちしております。
ぜひ試乗を通して、電気自動車ならではの走りを体感してみてください。
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また、bZ4XだけでなくEV(電動車)全般について知っておくと、より納得してクルマ選びができます。
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さらに、bZ4XはSUVタイプの電気自動車です。
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